環境対策
煙突からの白煙について
煙突から出ているのは「煙」なの?
煙突から「白煙」が見えることがありますが、これは排ガス中の水蒸気が大気で冷やされることによって白く見えるものです。排ガスの温度は160℃〜170℃ほどで、煙突から出て急激に冷やされると、水蒸気が水滴になり煙状に見えます。冬場に吐く息が白く見えるのと同じで、気温が低い日、湿度が高い日に起きやすくなります。
焼却場の排ガスは処理設備を通過しているため、「ばい煙」の元となる灰やすすはほとんど取り除かれています。一般的には、「ばい煙」は煙突先端からすぐ煙が見え、水蒸気の「白煙」は煙突先端と白煙の間に透明な部分があるため、違いが分かります。

第五工場